のほほん娘のガチ塾潜入・奮闘記

のほほん娘が「馬渕教室」で奮闘する、高校受験への険しい道のりの実録

【単語帳アプリ】大阪の公立高校入試にでる英単語を効率よく覚えよう!

令和5年度現在、大阪の府立高校の入試では、英検2級を取得していると、英語の点数が80〜100%保障される優遇制度があります。


特に、上位校が採用しているC問題は非常に難しいため、入試前から80%の保険をかけられるこの制度は非常にオイシイと、志望者の多くが英検2級の取得を目指しています。

しかしながら、入試は「見えない敵との1点の争い」ですから、上位校であればあるほど、80%の保障だけに頼るわけにもいきません。

また、英検2級というと高校卒業程度のレベルですから、中には取得できない人もでてきます。しかも、志望校が上位校でない場合は、2級を取得していない志願者の方が多いため、実力勝負で入試に望む方が効率が良いケースもあります。

このようなことから、実際の入試対策が必要になってくるわけです。

 

この記事では、

  • 英語の入試対策って何をしたらいいの?
  • どれぐらい英単語を覚えればいいの?
  • 効率的に勉強するにはどうすればいい?

そんなお悩みをお持ちの方に、

無料の単語帳アプリを使って、大阪の公立高校入試にでる英単語を効率的に勉強する方法をご紹介します!

 

 

いつからでもすぐに始められる入試対策とは

英語の入試対策と言えば「英単語(+熟語)を覚える」ことです。もちろん「文法」や「リスニング」、「リーディング」、「ライティング」の学習も必要ですが、段階を追って学習する必要のあるこれらと違い、英単語は記憶すればいいだけなので、いつからでも始めることができます。

現在の学習指導要領では、中学生が学ぶ英単語は1600~1800語となっていますが、これに小学校で学ぶ600~800語を合わせると、2200~2600語の習得が必要ということになります。

これだけの量の単語の意味がわかり、書ける、聞ける状態にしなければならないのですから、1分1秒でも早く始めた方がいいことは言うまでもありません。

 

どうやって沢山の英単語を覚えるのか

英単語を習得するためには「とにかく書く」しかありません。小学生の時に漢字ノートにひたすら漢字を書いて覚えた、まさにあの方法です。

テキストや単語帳を見てインプットするだけでは記憶は長くは持ちません。一度に大量の単語を覚えるのではなく、毎日少しずつ学習し、定期的にアウトプットする(書く)ことで初めて記憶が定着するのです。

ネット検索をすると「全ての単語を書けるようにする必要はない」といった情報も見受けられますが、入試対策として、どの単語を書けるようにして、どの単語は意味さえわかればよいなどの振り分けができない以上、全て書けるようにしておくのがベストです。実際、進学塾では記述式の単語テストがほぼ毎回行われるのですから間違いありません。

効率的に覚えたいのはやまやまですが、一見非効率に見えるこの方法が最も効率的で効果的なのです。

 

英単語学習に、英単語アプリをおすすめする理由

英単語を習得するには「とにかく書く」しかないとお伝えしましたが、「書く」以外のことは効率アップが可能です。

通常、英単語学習をする際は、単語帳や単語カード(暗記カード)を使用しますが、

  • 単語カードを作る手間
  • 覚えていない単語の管理が煩雑
  • 単語帳ではランダムに出題しにくい
  • 自作単語カードでは音声を同時に聞けない

などのデメリットが発生し、時間コスト・管理コストがかかります。

これらをマルっと解決してくれるのが英単語アプリなんです。

 

おすすめの無料英単語アプリ「WordHolic!」

今回おすすめするのは「自分で作る単語帳 WordHolic!」というアプリ。

  iPhone/iPad版:「自分で作る単語帳 WordHolic!」をApp Storeで
  Android版:WordHolic | DIY Flash Cards! - Apps on Google Play

その名の通り、オリジナルの単語帳が作れるこのアプリ、ただ単に単語カードを作るだけでなく、音声読み上げ機能でリスニング練習もでき、覚えていない単語の管理も、テストも作ってくれる、とっても有能なアプリなんです。

WordHolicにはこんな機能があります:

  • 単語カードには表面、裏面、付箋コメントが入力できる
  • ブックマークや暗記フラグを設定すれば覚えていない単語の管理ができる
  • 読み上げ機能でリスニング練習もできる
  • スライドショーで学習できる
  • 一覧表示で単語帳のようにも使える
  • シャッフル機能でランダムに表示できる
  • 復習サイクルや暗記基準回数を設定して自動で管理・通知してくれる
  • 筆記やディクテーションなど様々な形式の暗記テストができる
    (暗記フラグを立てた問題だけに絞ったテストなども可)
  • PCでカードデータを作成できる

これらの機能が無料で使えるすばらしさ!

単語カードを作るという手間は残りますが、手書きよりもかなり効率がよく、実際覚える段階での機能が優秀すぎるので使わない手はないでしょう。

また、使い方の一案として、単語帳で覚えられなかった単語のみ登録して、登録の手間を減らすというのもいいかもしれませんね。

では、一体どんな単語帳を参考に登録すればいいのでしょうか?

 

大阪の府立高校入試に出る英単語

大阪府の公立高校の英語の入試問題は、大阪府教育委員会発行の単語集「大阪版中学校で学ぶ英単語集」に掲載されている単語を用いて作成されています。

この「大阪版中学校で学ぶ英単語集」が大阪府のホームページからダウンロードできるってご存じですか?

▼こちらのページの一番下にあります

www.pref.osaka.lg.jp


▼PDFファイルまたはExcelファイルを直接ダウンロードしたい方はこちら

PDF:https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/6221/00450741/R6_eitangosyu.pdf

Excelhttps://www.pref.osaka.lg.jp/attach/6221/00450741/R6_eitangosyu.xlsx

▼「英単語集の活用について」もご一読ください

https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/6221/00450741/setumei.pdf

まさに大阪府が「テストはここから出ますよー」と言ってくれているんです。これを活用しない手はありません。

 

【無料配布】WordHolic用にデータを編集しました!

WordHolicをご紹介した際「単語カードを作るという手間は残ります」と言いましたが、1語1語登録するとなると果てしない作業になります。

そこで「PCでカードデータを作成できる」という機能を使って、大阪府のページからダウンロードしたデータを編集して登録できるようにしました!(結構苦労した…汗)

 FrontText → カード表面:【品詞】意味・[ ]部分は熟語などの意味
 BackText → カード裏面:単語・[ ]部分は熟語など
 Comment → コメント:【品詞】に対応する例文(※)
 FrontTextLanguage → カード表面の言語設定:日本語
 BackTextLanguage → カード裏面の言語設定:U.S.英語
 (※コメント部分は読み上げ機能が使えません)

例文にも読み上げ機能を使いたい、単語と熟語などを分けたい、品詞別にフォルダを分けたいなど、まだまだデータ改良の余地はありますが、十分使えるデータになりました。

娘用に作ったデータではありますが、せっかく苦労して作ったデータなので、ぜひ試してみたいという方は、下記よりダウンロードできるようにしていますのでご自由にお使いください。

▼ダウンロードはこちらから[ダウンロード期限:2024年6月28日(金)]

https://60.gigafile.nu/0628-b7f6b8521d01f8697c24fa7fa48a7c640

(ギガファイル便というファイル転送サービスを使用しています)

※ファイル使用上の注意※
UTF-8エンコードしていますので、エクセルで開くと文字化けします。扱いがわからない方は、開かずそのままWordHolicで取り込んでください。編集される場合はスプレッドシートをご使用ください。

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一介の主婦が作ったデータが、どなたかのお役に立ちますと光栄です。