のほほん娘のガチ塾潜入・奮闘記

のほほん娘が「馬渕教室」で奮闘する、高校受験への険しい道のりの実録

小6のほほん娘、ガチ塾"馬渕教室"の門を叩く

現在(2024年2月)、我が家ののほほん娘は卒業間近の小学6年生。

中学校入学を目前に、この2月から"大阪の公立高校トップ校進学といえばここ"と言われる進学塾「馬渕教室」に入塾した。

 

 

これまでののほほん娘

これまでの娘といえば、習い事は絶対したくないと言う娘たっての希望から、保育園児時代から続けているピアノ以外の習い事はほとんどしてこなかった。

学習面でしていたことといえば、お守り程度のタブレット学習と、小6の間だけ自治体の無料塾に慣らし的に通っていただけという「ぬるさ」である。

そんな娘が、何故いきなり大阪の公立高校トップ校合格実績No.1の、ガチ中のガチの進学塾『馬渕教室』に通いはじめることになったのか。

 

無謀な憧れ

大阪では高校進学において公立志向が非常に強く、東大・京大合格者を多数輩出している北野高校、天王寺高校をはじめとする、偏差値の高い文理学科設置校が10校と、そのほかピンからキリまで多数の公立高校がある。

我が家から自転車の距離にも偏差値の高い文理学科設置校(A高校)があり、この辺りで学校の成績がある程度良いお子らは、北野や天王寺とまでとはいわないが、A高校に(無謀ともいえる)憧れを抱くのが定説である。

娘もご多分に漏れず「友達に一緒にA高校目指そうって言われたから目指すわ〜」などと、おままごとレベルの目標を立てるもんだから、ならば頑張って(あわよくば行って)いただきましょうと塾探しを始めた。

 

難航する塾探し

塾探しを始めたとはいっても、主人も私も大阪が地元ではない上に、主人は中学受験組、私は中高公立だが特殊なシステムを採用した自治体住みだったので、お互い高校受験のために勉強をした経験がなく、一体どれぐらい勉強するものなのかよくわからない。

また、この辺りはあまり教育熱心な家庭が多い地域ではない(もちろん家庭にもよる)ことに加え、両親共にコミュ障ゆえ、塾事情に精通したママ友と呼べる知り合いもいない。そんな中でできることといえばネット検索ぐらいであった。

しかし、ネットで口コミを漁ったとて、子供が一人で通える範囲でどの塾が娘に合っているのかなど分かるはずもなく、満足のいく情報にはたどり着けぬまま、ただただ月日だけが過ぎていく。

通わせるなら塾の新学年が始まる2月に入塾させたい。差し迫る期限に焦りながら「ええい!こうなったら実績で選んだれー!」と、半ばやけっぱち馬渕教室の門を叩くことにした。